四面楚歌の記事について(無料記事)

公開日:2019-5-29 / 更新日:2019-8-29
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四面楚歌という言葉の意味は、

「周りが敵ばかりで味方が一人もいない。」

というような意味です。
このブログを始めようと思ったときの私の心境はこういうものです。確かに、日常的に整体にやってこられる人たちが私の敵かというとそんな事はないと思えます。ただ、世の中とか社会とかそういうものに目を向けると私のやり方や考え方とはあまりにもかけ離れてしまっています。

これは体についての問題を整体で解決した方、つまり私が関わった方は同様の事を感じるようになります。つまり体、健康、人生というものについての話が周囲の人たちと全く噛み合わなくなります。だから、私は、体の事について周囲の人と話す時には、

「はい、はい、はいと聞き流しておいて、本当に困っている人がいたらこっそり教えてあげたらいいですよ。」

といっています。

私が考えている良い状態と医療が良しとしている状態は全く違うものです。
そして、このブログに掲載している記事は医者は神様ではなく、医療が万能でもないという事を知っている方に向けて書いているものです。だから、お医者さんの事を信頼しているのであればこちらの記事など読む必要はないだけでなく、かえって有害です。

人間の体は理屈通りにはなるものではありません。
疑う気持ちを持ちながらこちらの内容を踏まえて何かを実践したところでうまくいく事はありません。そして、半端な気持ちで取り組むとかえって体を壊すことは間違いないでしょう。極端な事を言えば、間違えている事でも、それが正しいと信じることができるのであれば、その間違えた方法でも人は元気に健康になってゆくものです。万人に通用する体に良いものとかとか悪いものとかいうものは存在せず、自分には何が合うのかというのを見つける事が一番大切なのです。

このブログの記事には医学的な根拠はなにもありません。
整体は、医学とは発想や思想が根本的に異なるものです。まったく異なる知識体系と技術なのに、それを医学的に説明するという事はナンセンスです。先にも述べたとおり、整体で目指す体の状態と医療が目指している体の状態は現在では全く違うということでもあります。非常に残念なことではありますが、どういうところが違うのかは掲載していく記事の中で少しづつ紹介してゆくつもりです。

私が理想としているのは、毎日を溌剌と元気に過ごすという事です。
病気でなければ元気がでるというわけでもなく、異常がなければ溌剌としてくるというものでもありません。元気で溌剌としていれば、病気だったり、何か異常があってもそんなものはほっておいてよいのです。

「それはもうしばらく痛がっておいて。」

という私のセリフは私に接した大半の人が聞いた事があるでしょう。

今の世の中では、人が生きていく上で一番大切な事が考えられないままでいます。
それは人は必ず死ぬ時がくるということです。人間はいつか必死んでしまうのですから、どういう死に方をするのかについては、医者に考えてもらうのではなく自分で決めなくてはいけません。それなのに、ほとんどの人が考えることができないままでいます。

私が推奨する死に方は、

「精一杯生きて、寿命がきたら速やかに死んでいきましょう。そして死ぬときには、いい人生だったかどうか、幸せだったかどうか、振り返ったり思い出したりできる状態で死んでいきましょう。」

ということです。
ほとんどの人は、

「死から全力で逃げる事が生きるということだ。」

と考えてしまっていないでしょうか。
多くの人がいつか必ずやってくる死から目を背け、ただ恐れて考えないようにしています。そのせいで、どのように生きるかということについても考えられずにいるのです。医療は、生きる、死ぬということについてもっと偉そうに口出しをしなくてはいけないと私は思うのですけど、

「それはあなたの心の問題だ。」

とかいって死に関わる事、言及する事を避けています。
一番、死に近いところで仕事をしている人たちが目を背けているのですから、こんな世の中になるのは当然なのでしょう。医師の中には、死についてちゃんと考えている人もいるようですけど、医療ということになると急に黙ってしまうのです。

1分でも1秒でも長く生きていたいと考えるのであれば今現在の医療技術というのはかなり高いレベルであると私も思います。ちょっと乱暴に言い換えれば私の考え方で生活してゆけば医療のサポートを受けるより早く死んでしまう可能性が高いはずです。まぁ、このあたりの事は書き出すとキリがなくなりますので、ブログの記事としてもう少し掘り下げて述べるつもりです。

さて、ここまで読んでもらえるとわかると思うのですが私は筋金入りの変人です。
若い頃には、ゆるやかな川の流れにのって、ふわふわゆらゆらと生きていければよいと思っていたのです。しかし、気がついたらこんな人間になってしまいました。もう後には引けませんので、これから激流に合流してそのまま地獄に落ちていくしかないと考えています。

繰り返しになりますが、このブログには医学的な根拠はなにもありません。
しかし、掲載されている記事は、先人から学んだ事、日々の整体から気がついた事、そして体の問題で苦しんでいる方たちとの試行錯誤から得られた成果です。これらは、読まれた方の中には上手に活用してくれる方もいるであろうと、そんな事を考えてこの四面楚歌というブログをはじめる事にしました。

最後に忠告です。
こちらの記事を読んでもしちょっとでも納得とか共感とかしてしまったらあなたも変人の仲間入りとなります。私としては、

「こちらの世界へようこそ!」

と歓迎いたしますが、もう普通の人間には戻れなくなります。この点はよくよくお考えの上で、会員登録をするようにしてください。